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会場に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのは、素木(しらき)で作られたランウェイ。皮が削られた自然のままの木材のセットからは、ほんのりと木の香りも漂ってきた。ピアノ単音の曲が流れる中、のワントーンルックが登場し、ショーは幕を開ける。最初はオフホワイトやベージュ、純白でまとめたスタイルが中心。軽やかな素材感やのディティールが涼しげな印象だ。また、木目をイメージしたような柄がナチュラルな魅力をさらに醸し出す。 中盤に入ると、イエローやブルーを使ったスタイルも登場。洗いざらしのシワ感を作った麻のジャケットや着古したようなを使ったジャケットなど、先ほどのホワイト系の色合いが時間の経過とともに色づいていく。デザイナーの堀畑裕之が「素とは時間の経過を経る美しさでもある」と語る通り、ヌメ革で作られた靴はその象徴で、履く人が時間の経過を感じながら風合いの変化を楽しめる。 
